入国前の手続き(インドでの手続き)

■インドでの手続きに入る前に

  • インド側のルールは毎月のようにめまぐるしく変わります。常に自分で情報収集を怠らないようにしましょう。そのためにもまずは現地の動物検疫所に行き、話を聞くことをお勧めします。
  • インド側の言う事もその日、その人によって変わるので、しつこいくらいに何度も確認し且つ証拠を残すようにしましょう。
  • インドの検疫所とのやりとりは電話やメールで済まさず、必ず足を運び「顔」を見せることをお勧めします。(そもそも電話やメールが通じにくく返事も無いことが多いです)

■NOC発行準備

出国予定の一ヶ月前くらいに、チェンナイの動物検疫所Anumal Quarantine & Certification Officeで事前許可証(=NOC)を発行してもらうため、まずは以下の書類を用意しましょう。

  • 英訳の赴任証明書(飼い主の在住期間証明)
  • Declaration Form
    (チェンナイのNotary Publicへ行きサインとスタンプを貰う)
  • Registration Certificationのコピー

また、インドの検疫所に行きアプリケーションフォーム(Veterinary Certificate for Import of Dogs into India)を入手します。


■NOC

フライトが確定したら、チェンナイの検疫所へ行き、以下の書類を提出

  • 本人のパスポート ビザ、RP(滞在許可証)のコピー および 犬を連れてくる人のパスポート、ビザのコピー
    (注;ビザはまだでない場合は、検疫所と要相談。)
  • 本人の入国日から、経過しての持ち込みとなった場合は、その理由書
  • 英訳の赴任証明書Declaration FormRegistration Certificationのコピー
  • インドに犬を輸入する為のアプリケーションフォーム(Veterinary Certificate for Import of Dogs into India) 
  • 日本政府発行のVETERINARY CERTIFICATE FOR IMPORT OF DOGS INTO INDIA =輸出検疫証明書 
      →
    血清の結果狂犬病予防接種の種類等も記載
  • 獣医による英文の健康診断書
  • 犬が生まれて以降の予防接種の全記録のコピー
  • 犬のカラー写真
  • 発券済みEチケット
  • 猫の場合は「猫白血病ウィルス抗原検査」
         「猫免疫不全ウィルス抗体検査」も必要 

 

上記を提示し、インド入国の事前パーミット(NOC=No Objection Certificate)=輸入許可証をもらう。

これをフライト時に犬のケージに貼付するため、日本に送ります。

■到着当日

インド到着後、空港で提示を求められたら書類を見せます。(ケージはベルトコンベアでなく別の入口から出て来ます)

インドの空港には「検疫所」はないので、他の荷物と一緒に普通に空港を出ます。係員に言われたら書類を見せましょう。


インド到着後、3日以内に必要書類と犬を持って「チェンナイ動物検疫所」に、犬を連れてきた本人が出向きます。(必要書類=日本の検疫所で渡された輸出検疫証明書の原本、パスポート、搭乗チケットの半券)この時にインドの輸入書類を作ってサインして貰います。


その書類を持って再び30日後に出向き、そこで、2回目のサインを貰えれば犬の輸入手続き完了します。