家事補助者

【更新日:2014年5月】 

日本人駐在家庭では、「家事補助者」として、ドライバー、メイドを雇っている方が多くいます。必要に応じて、コック、ベビーシッターや、戸建居住者はセキュリティー、庭師、スイミングプールメンテナンス者を雇っています。

賃貸物件によってはオーナー雇用の使用人がいることもあるので、継続雇用が条件か、別人の雇用が可能か、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。

前任者からの引き継ぎ、知人やオーナー、あるいは人材派遣会社からの紹介を受け、面談して決めるのが一般的です。

 

■ 新しく採用の場合

試用期間を13か月設け、その間に人柄、能力を見極め雇用を決めるのが理想的です。雇用の条件については知人に相談したり、近隣の状況を参考にするとよいでしょう。

身元保証書を確認し、給料、休暇を決めます(契約書を取り交わすのが望ましいです)。また、健康診断を受けてもらうようにする方もいるようです。

 

■ 前任者から引き継いで採用の場合

前任者帰国の際、その月の給与と、給与の1ヶ月分を退職金として支払い前任者との雇用関係が終了となるのが一般的です。

後任者は上記の「新しく採用の場合」の手順で採用します。

注)評価については個人差があるのでトラブルを避けるために使用人にはこの点を明確にしておくことをお勧めします。

 

■ 家事補助者を雇う際の注意(過去のアンケートより)

・契約を交わし、給料・労働時間等条件を最初に決めておく

・遅刻・欠勤の際は必ず連絡させる

・周りから情報をもらい、正直で信頼できる人、あるいは相性のよい人を選ぶ

 (ドライバーの場合、飲酒運転・ガソリン代のごまかしがないかなど)

・金品の管理に注意する(必要に応じ貴重品を入れた場所に施錠する)

・仕事の質

・できれば英語が話せる人が望ましい

・借金の申し込みには慎重に対応し、貸す際には文章を作るなどするとよい

・信用し過ぎないこと

・同じ人として道理に反しないように接する

・あれこれ注文を付け過ぎない

・インド人にとってお礼は言葉よりお金の場合があるなど国民性の理解

・健康への配慮