食料品
【更新日:2014年10月】
チェンナイで入手できる日本食材は、非常に種類が少なく且つ割高です。
当面必要となる、お米、日本の調味料、レトルト/インスタント食品等は、赴任時にご持参されるか航空便で持ち込む方が多いようです。既にチェンナイでの住まいの受け入れ態勢が整っている場合、冷凍/生鮮食品も持参できれば良いでしょう。船便では更に多くの食品を持ち込む方もいらっしゃいます。
また、タイ等の近隣諸国へ定期的に食品の買出しに行く方も多くいらっしゃいます。
(「買出し」項目もご参照下さい)
尚、勤務先が契約している食品送付サービスを利用できる方は、どのような食品が買えるのか、会社等で規定がある場合は事前に調べておくのも良いでしょう。
◯◯食品送付サービスと買出しの使い分け例◯◯
■ 食品送付サービス(会社によって商品が異なりますのでご確認下さい)
<常温可能な食品>
お米類、麺類、粉類、乾物、調味料、製菓材料、レトルト/インスタント、缶詰類、お茶類、お菓子類、栄養補助食品、乳児用粉ミルク/ベビーフード等
<日用品>
洗剤類、ペーパー類(ティッシュやトイレットペーパー)、紙おむつ、市販薬等
■ 近隣諸国への買出し(「買出し」項目も参照)
<冷蔵/冷凍/生鮮品>
肉類、魚介類、野菜、生卵、乳製品、製菓材料、冷凍食品等
<その他>
食送サービスでは買えない食品や日用品等
◯◯日本人がよく利用する食材店◯◯
■ アマナナ・・・Chamiers Roadにある外国人がよく利用する食材店。地下一階にゴミ袋や掃除用品等の日用雑貨、二階にコスメ、肉等が置いてある。
■ニルギリス・・・チェーンのスーパー。八百屋を併設している店も。
■Goumei Market・・・輸入食品を多く扱う食材店。
■八百屋・・・Kovai(チェーンの八百屋)、Suriya Green(RA Puram)、Farm Fresh(Mylapore)、Terra(ECR/RA Puram.有機野菜)、Jaycee Greens(T-Nagar)等
■Fresh & Frozen (Adyar)・・・韓国人や日本人利用客が多い肉屋。鶏、牛、羊だけでなく豚肉も扱う。
■ お米類
チェンナイでは日本米を扱っている店はありません。
▶U.P.州のアラハバードで有機栽培された日本米が注文できます。
自宅まで配送サービスあり。
アラハバード有機農業組合(AOAC)
(http://ashaasia.org/aoacindia.org/AOAC_Delivery_jp.html)
メールアドレス:aoac@ashaasia.org
日本語担当:涌泉香織
▶日本米に近いもの
日本食レストラン『ダリア』隣の大阪フーズや『赤坂』併設の赤坂コンビニ
では、カリフォルニア米が売っています。
韓国食材店にも、韓国からのお米が売っています。
▶インドのお米
インドのお米は粘りがほとんどないので、日本食にはあまり合わないと思いますが、チャーハンを作るには、むしろパラパラしていて向いていると思います。
バスマティライスという、タイ米に似た細長いお米や、日本米のようにまるっとしたお米、赤米やもち米など、南インドはお米をよく食べるので種類は豊富です。
■ 麺類
市内にいくつかある輸入食材店では、日本のうどん、そば、そうめん等(乾麺)が割高ですが売っています。ラーメンは、乾麺タイプのものと、たまにインスタントも売っていました。
▶インスタント麺(カップ/袋)
・辛ラーメンなどの韓国のもの
・タイ、シンガポールのもの
・インドのもの(汁無しの物が多く、カレー味が多いです)
▶パスタ
乾麺ではロング/ショートは種類豊富。その他にもラザニア、ニョッキ、クスクスなどもあり、ディチェコやブイトーになどの商品が数多く売っています。全粒粉のものや、オーガニックのものも豊富です。イタリアンレストランのグロッサリーでは生パスタも売っています。
▶その他
米の麺(フォーなど)やビーフンなど。
■ 粉類
▶小麦粉
日本で売っている薄力粉、強力粉は売っていません。
(韓国食材店の小麦粉は薄力粉かも)←情報求む!
- マイダ(メイダ) / maida
ナンなどを作る際に使われる、精製された小麦粉(中力粉)です。
これでパンも作れます。(すこしパサつく?)
- アタ/ Atta
チャパティなどを作る際に使われる、全粒粉(強力粉)です。
よく見る茶色い粉のものと、割と白い粉のものがあります。
日本の小麦粉でなくても、色々工夫して使っている方がいるようです。
密閉度の低い容器で常温保存していると、虫がつきやすいのでご注意下さい。
▶その他
・米粉(日本のものよりザラザラしてる気がします)
・片栗粉(ダリアと同じ建物内の大阪フーズに売っています。また、アマナナやGourmei Market等の輸入食材店で見かけることも=Potato Starch。)
・コーンスターチ
▶製菓材料
強力粉、薄力粉、白玉粉、上新粉などはないので、持参または買出しで買ってくると重宝します。きな粉はインドではライスにかけて食するため、入手可能です。
■ 乾物
▶買えないもの
お麩、かんぴょう、切り干し大根、高野豆腐など
▶買えるもの
だし用の小魚、昆布
干し椎茸、きくらげ、白キクラゲなど
▶その他
いちじく、レーズン、マンゴー、パパイヤなどのドライフルーツや、アーモンド、ピーナッツ、ピスタチオ、カシューナッツなどのナッツ類は、日本よりもややお手頃な値段で、様々なメーカーから出ています。
■ 調味料
市内の輸入食材店では、醤油、みりん、味噌、お酢、ポン酢、料理酒、ソース、サラダ油、ごま油など一通り買えますが、高額です。
管理人は、上記とマヨネーズ(卵入)、わさびやショウガなどのチューブ系を大量に日本から持ち込みます。こんぶだし、かつおだし、コンソメもあると便利です。
■ 生鮮品
▶肉類
豚肉も含め、手に入りますが臭みや骨があるなど質はイマイチ。
牛肉はほとんど手に入りません。鶏肉/マトン以外は冷凍品が基本。
他国への買い出しでまかなう方も多いようです。
▶魚類
エビ・イカをはじめ、チェンナイ近海で獲れる魚介類は、スーパーや魚屋、フィッシュマーケットで入手できますが、質はよくありません。エビは美味しいです。
肉類同様、他国への買い出しでまかなう方も多いようです。
▶野菜/果物
スーパー、八百屋(Kovai)、露店等で買えます。また、農薬に対する懸念から、最近はオーガニックの八百屋や宅配等も増えています。
<買えるもの>
トマト、パプリカ(日本のピーマンはない)、とうがらし、さやいんげん、グリーンピース、オクラ、ズッキーニ、きゅうり、なす、ゴーヤ、冬瓜、トウモロコシ、ヤングコーン
大根、かぶ、にんじん、たまねぎ、里芋、じゃがいも、さつまいも(色が薄く甘みがすくない)、ビーツ、マッシュルーム
キャベツ、レタス、白菜、ほうれんそう、春菊、ノビル(万能ネギ代わりになります)、リーキ、ニラ、ちんげん菜、コリアンダー、ルッコラ、ブロッコリー、カリフラワー、アスパラガス、セロリ、コールラビ、もやし(短い)
にんにく、生姜、パセリ、バジル、ミント、ローズマリー、ディル、レモングラス
アボカド(えぐみが強く美味しい状態にするのがむずかしい)
※ 葉類は少ないです
りんご、バナナ、パイナップル、レモン(かぼす大のあまり酸っぱくないもの)、オレンジ、みかん(のようなもの)、チェリー、いちご、プラム、ぶどう、キウイ、すいか、マスクメロン、マンゴー、なし、洋梨、いちじく、ざくろ、ランブータン、ジャックフルーツ、ライチ、マンゴスチン、スターフルーツ、パパイヤ、グアバ、ココヤシ
<買えないもの>
ごぼう、山芋、大葉、貝割れ大根、豆苗、水菜、タケノコ、銀杏、ししとう、白ネギ、枝豆、そら豆(季節によっては入手可能)、みょうが、栗、しいたけ、しめじ、舞茸、なめこ、エリンギ/エノキ(たまに見かけますが、状態がいいものが少ない)、かぼちゃ(インドのかぼちゃもありますが水っぽい)、れんこん(細いレンコンはたまに売っています)
グレープフルーツ、夏みかん、柿、桃など